英語やベトナム語が話せない人が、UberやGrabで自由に観光する方法

2017-06-12稲垣亮

私は英語もベトナム語も全く話せません。もちろん、スラスラ読むこともできません。しかし、ベトナムの著名な観光スポット、ビジネスで訪れるローカルなオフィス、郊外にあるレストランなど、初ベトナムなのに全部一人で回ることができました。「どうして、そんなことができたのか?」を詳しくご説明していきます。

カオスのようなベトナムの交通事情

ベトナムの帰宅ラッシュの凄まじさ。
ベトナムの帰宅ラッシュの凄まじさ。4人乗りバイクや動物と一緒に乗っているバイクがある中、ベントレーやポルシェが走っています。

空港から出て、初めてベトナムの地を歩いた時は、道行く車の運転の荒っぽさに驚きました。町中に出れば、そこにバイクや自転車、歩行者まで加わって、まさにカオスです。

信号はもはや意味をなしていません。逆走する車やバイク、そんな何十台とバイクや車が走り抜ける中、人が横断します。この光景を見れば、ほとんどの日本人は呆気にとられると思います。タイなどの東南アジアに慣れている人も驚く程の交通量とマナーです。

外国と言えばボッタクリタクシー

外国で最も怖いのが、強盗などの凶悪犯罪ですが、日本人が最も合いやすい犯罪は、詐欺タクシーです。外国でボッタクリタクシー被害にあった人もたくさんいらっしゃると思います。ボッタクリタクシーを防ぐために色々な手を考えている人も多いと思いますが、ここベトナムではUberやGrabが使えるので、ボッタクリに合う心配がありません。

UberやGrabを使えば会話なしで目的地までたどり着けます

そんな地獄のような交通量の中、ベトナム語や英語も分からないのに、目的に「どうやって行くのか?」と言うと、ずばり、UberやGrabというタクシー配車アプリを使います。Uberは有名アプリですが、日本では使えないので、どうやって使ったら良いかがわからないと思います。

しかもUberは日本語対応しており、使い方もシンプルでとても扱いやすいです。

まずはクレジットカードを登録しよう

Uberを使用する際はクレジットカードを登録してから利用して下さい。メニューを開き「お支払い」からクレジットカードを登録して下さい。クレジットカードさえ登録すれば、お支払いのやり取りがないので、ほぼ無言で目的地まで行き、下車できます。

Uberの魅力は安い、ボッタクられない

外国でタクシーに乗るのは言葉がわからないとハードルが高いですよね。Uberの場合、会話もいりませんし、お金を出さないので、チップもいりません。そして、何よりも、料金が安いです(ベトナムの場合)。 10分から20分ぐらい走っても料金は200〜300円ぐらいです。

Uberを呼んで目的地へ行く

まずUberを開くと、こんな感じで近くにハイヤーがどれだけいるかが表示されます。ハノイの旧市街などの観光地では、けっこうな数の台数を見つけることができます。

Uberを呼ぶ時の注意ですが、運転手を待たせないようにしましょう。運転手は1分1秒を大事にしてお金を稼いでいます。もしも、待たせてしまうと悪評価をつけられてしまうことがあります。気持ちよく送迎してもらいましょう。

目的地と自分が待っている場所を正確に選択して下さい。目的地を探す時、ベトナム語が入力できないと思うので、そういう場合はGoogleマップやトリップアドバイザーなどからコピペします。

車種も選ぶことができます

車種の選択もできます。大人数の場合はSUVを選びましょう。他にもブラック(高級車)やバイクもあります。
ちなみに、私はブラックやSUVを呼んでみたことがありますが、ブラックと言ってもそんな高級車が来なかったです。一般的な日本車が着ました。逆に普通のUberだったとしても、高級車が来ることがあります。私は一度、ランドクルーザーに遭遇しました。

配車予約して待っていると「後3分で着きます」などのメッセージが表示されますので、その時間に合わせて待つようにします。逆走するようなカオスな交通ルールの中でも、運転手は逆方向駐車はしません(当たり前ですが…)。なので、車が来る方向で車のナンバーを見ながら待ちます。ナンバーが会っていれば、手を挙げてあげるとスムーズです。

配車は慎重に、キャンセル料も発生することがあります

ちなみに、この画面は配車後の画面で、運転手と車の番号などが確認できます。間違えてしまった場合もここからキャンセルすることが可能です。(ただし、キャンセルは運転手にも迷惑がかかる上、キャンセル料が発生することがありますので、配車は慎重に行って下さい)

また、Uberの運転手は待っているはずの場所に見当たらないとそのまま行ってしまうことがあります。しかも、他の乗客を乗せて出発してしまう人もいるので、そういう場合はキャンセルしないといけません。

ベトナム人が一緒にいる場合は、「連絡する」ボタンから通話をして、確実に乗車できるようにするなどの方法をとるとより確実です。

乗車したら後は目的地に着くのを待つだけ

乗車すると運転手は話しかけてくるかもしれません。外国人だとわかれば、英語で話しかけてきますので、Uberの画面を見せれば、目的地に向かってくれます。(運転手の画面にも目的地がありますが、お客さんを間違えないように確認する運転手が多いです。)

クレジットカードを登録していれば「Thank You」と言って降りるだけです。お金の支払いをする必要も、チップを渡す必要もありません。特にチップ文化のない、我々日本人にとっては非常にありがたいサービスです。

乗車後、悪質なことがなければ、正当な評価をしてあげて下さい。単に星の数だけでなく、どこがどう良いかの評価もできるようになっています。
ベトナム内のUberがもっと活用されるようになり、良いドライバー、車が増えると良いですね。

24時を過ぎるとUberが捕まらないから注意

ベトナムは公安(黄土色の制服、緑色が警官)の取締があるため、24時までしかお店は営業していません。特に首都ハノイは取締が厳しいため、至る所に公安が出没して、違反しているお店がないかを調べます。
そのため、お店が閉まるのと同時にUberの数も激減しますので、ご注意下さい。そういう時間帯にこそ、ボッタクリタクシーが目を光らせているので、巻き込まれないように計画的に利用して下さい。

Uberのアプリをダウンロード

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稲垣亮

ESSENCE WEB SERVICE代表。若いエンジニアが育っているベトナムに興味を持ちベトナム事業に参加。「日本と歴史的にも文化的にも合うなぁ」とシンパシーを感じる。