大量のバイクが行き交うベトナムの道路事情

2017-07-10三谷雅彦

かつて日本もバイクブームがありましたが、今は販売台数は40万台弱と下火です。ヤマハやホンダ、カワサキなど、世界的なバイクメーカーがあるにも関わらず、若者のバイク離れが止められない状態です。

ベトナムは日本の8倍もバイクが売れている

しかし、その一方、ベトナムは2016年のバイク販売台数は312万台日本8倍も売れています。ちょっと街にでると、車で渋滞するのではなくバイク渋滞が起こっているのが、ハノイの現状です。

ものすごい数のバイク、バイク、バイク、バス。

交差点に立ち止まっていると、無限にバイクが走り続いてきます。バイクは生活の足になってきているから、通勤通学に欠かせません。

最近では電動バイクが流行ってきていて、何故か、この電動バイクは免許がいりません。そのため、中学生や高校生でも乗れるので「子供がバイク乗ってる」ということもあり得ますし、何度も見ました。

ものすごい数のバイクや車が、行き来する道路で「危ないな~」といつも思います。

よく見ると日本の原付きよりも少し大きめのバイクが多いです。スクーター型も多いですが、カブ型も多いです。安全性には問題があると思いますが、ヘルメットはプラスチック製のファッショナブルなものが多いです。

いたるところに駐輪所があり、綺麗に並べられています。ベトナムの皆さんはバイクを大切にしています。

細い通り道は右往左往と入り組んでいます。どっちが優先なのかわかりません。
ここでは「歩行者優先」という言葉は皆無で、バイク優先になっています。

ベトナムの人もしばらく自国を離れると戻ったら怖くて運転できないと友人のToiさんは言ってました。日本の整った道路で乗るバイクと、ベトナムのカオスのような道路でバイクを乗るのとでは、感覚が違うのだと思います。

しかしながら、目覚ましい発展を遂げているベトナム。10年後にはおそらくこの光景はなくなると思うと、少し寂しいです。

三谷雅彦

アジア国際交流セインター協会代表。2015年に初めてベトナムハノイに渡り、活気溢れるベトナムに魅入られる。300人以上の国内外のベトナム人人脈を持つ。